▶愛情不足で育った子のトラウマ

 

愛情を十分に貰えなかった子は、それを自分で認識している時点で、人生において愛情の問題で悩み続けています。普通の家庭で育った人は、自分が愛情を貰えていないかどうかについて考えたりしません。愛情を貰えなかったと認識することで、不運な宿命を背負って生きていくようになります。

 

親から愛情をもらえずに、関心をもたれない子は、愛情や温もりを肌で感じる経験がありません。親から愛情をもらえずに、放置されている子は、自分の存在が否定されていると感じるから、消えたいと思います。親の愛情不足が続くと、子どもは影が薄くなり、存在が小さくなり、隅っこの方で縮まり、自分の居場所が無くなって、色も無く、個性も出なくなります。

 

愛情不足で育った子は、愛情が無かったことによる障害を乗り越えるのが大変です。人によっては、もの凄く傷つきやすくなり、深刻なトラウマ的経験に繋がる場合があります。愛情を貰えなかった子は、親に愛情を何度求めても、傷ついて終わりの繰り返しで、怒りや恨みになるだけでした。愛情が手に入らないことで、絶望を味わい、どうせまたひどい目に遭わされるとか、どうせ愛されないと無表情になり、体が凍りついていきました。

 

愛情を貰えない子は、親に無関心な扱いを受けることにより、人に心を許せなくなります。自分の弱みを見せたくなくて、強い自分を見せたり、愛情の飢えを克服しようとして、人に認められようと頑張ります。しかし、人が認めてくれないと、ストレスになり、自分の弱さが怒りになります。愛情を貰えなかった自分は価値がないために、人に認められようと努力し、一方、愛情不足な人ほど、周りを警戒して、周囲を拒絶してしまいます。しかし、実際には人に認められたくて仕方なく、愛情が不足するほど、他のもので満たそうとか、人に頼りたいという依存心が出ます。

 

愛情不足で一番辛いのは寂しさで、それを一人で我慢しないといけません。普段から元気がなく、悲しさで、外の世界の人達と違います。皆でわいわいと遊べなくて、物静かで距離を置くようになっていき、世の中を高い所から俯瞰して見るようになります。そして、欠落しているものを、食欲や物欲など外からの刺激で埋めるなど、愛情の代わりを探します。一方、心の中では、自分にはその入手は困難であると諦観のまなざしで生きています。

愛情不足で育つ大人

愛情を貰えなかった子どもは、元気がなく、他者と関わりたいという気持ちも薄く、前途多難な人生を歩むことになります。

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愛情を貰えない子ども

愛情を貰えなかった子どもは、親に愛情を貰おうと近づき、親の期待に応えようと頑張り、褒められるために先回りの行動をします。

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トラウマ人への接し方

トラウマがある人は、感情や覚醒度の調整がうまくできません。トラウマ持ちの人に関わる場合は、相手のペースや体調を考えましょう。(姉妹サイトこころのえ)